レース
2022/11/20
2022/11/20(sun) 第35回全日本自転車競技選手権 MTB XCO
【準備】
東京五輪コースでの全日本開催。あのコースを我々一般競技者が走れるようになればとの期待は大きくて、全日本開催の報は夢実現というくらいうれしかったものの、五輪レースを現地で観戦した身からは、あのコースそのままを一般競技者が走れるのか、という不安も大きかった。
全日本の2週間前に開催される「ジャパンマウンテンバイクカップ」の出場予定選手向けに、10月半ばにコーストレーニングセッションが設けられ、選手帯同者の枠で走らせてもらえることに。
ロックセクション(浄蓮の滝と枯山水)は、全日本のマスターズでは、難易度を下げたCラインを採用するとの情報があって、ABライン設定のトレーニングセッションでは挑戦を回避
しかし、序盤の天城越えや中盤の下りパンプ~バーム~急登も無事クリアを確信できなかった。
実り多い機会になったけど、恐怖も募る結果に。
全日本でご一緒するエベッティーニさんに情報をお伝えし、本番までの1か月、角田浜トレイルのSDHや胎内平でジャンプやドロップの練習を積んだ。
レースウィークに入ると、日曜は雨の予報に。
1シーズン使ってきたMAXXIS ASPEN 2.4WTは、先月のトレーニングセッションでの水分の残る路面で好感触だったけど、しっかりした雨はASPENでは未経験で、不安も大きい。
とはいえ、朝試走後の朝イチのレースで、それほど路面は荒れていないようにも思える。
① ASPENのまま会場入りし、土曜の試走後に必要に応じ会場でマッドタイヤ(MAXXIS BEAVER 2.0)に履替
② あらかじめマッドタイヤに履き替えて会場入り
③ フルサスのANTHEM号は諦め、RITCHEY号(MAXXIS FORKASTER 2.35装着済)のみ持込
以上の3案で百戦錬磨のエベッティーニさんに相談すると、シャバシャバやまとわりつくような泥になるとは考え難いので、オールラウンドなタイヤがあると良いとのお答え。
ここではたと、最近届いたばかりの来シーズン用ニュータイヤ投入に思い至る。
PIRELLIは濡れた土・木の根・岩の路面で滑り難いコンパウンドとの評価。これでダメなら諦めがつくのもあり、交換
換えてみての印象として、1シーズン使ってきたASPENは、ゴムの鮮度が落ちているなと。以前使ったIKONもそうだったけど、使い始めのグリップは抜群でも、使用期間の経過に伴うグリップダウンが大きい印象あり。
【レース前日】
3時エベッティーニさん邸着で積み込みして出発。途中、関越道の埼玉で、軽自動車からの追い抜かれ様に飛び石直撃。その後何とも無かったのだけど、伊豆の山道に入ってヒビ発生。この後、伊豆の山道でヒビが拡大するも、帰路高速道路に入って拡大ストップ
前日試走は11時15分から14時まで。大勢の選手が一斉にコースへ。当然に、最初の天城越えは混雑するので、後回しにして浄蓮の滝のあとあたりから回る選択肢もあったのだけど、エベッティーニさんのご希望で天城越えへ。大混雑通過までしばし待機
©Sumpu
大群が去って走り始めるも、トレーニングセッションで走っているのに、頂上の通過、その次の1つ目のドロップがうまくいかない。明確なイメージを持てていない。
©Sumpu
エベッティーニさんは右端のラインを試して問題なくクリア。自分は頂上通過に手こずり、ドロップへの恐怖心も大きかったけど何とかクリア。先を急ぐ。
©Sumpu
エベッティーニさんは右端のラインを試して問題なくクリア。自分は頂上通過に手こずり、ドロップへの恐怖心も大きかったけど何とかクリア。先を急ぐ。
S字バンクからの急登は、路面が湿っていたトレーニングセッションの時よりトラクションが抜けやすく感じる。木の根のキャンバーは乾いているほうが安心。登ってしまえばどのラインでも滑ることはなさそう。
下って浄蓮の滝へ。こちらも大渋滞している。Cラインはトレーニングセッションではクローズされていて試せなかったけど、たやすく行けるはず、と突っ込んでみるも、入口から大きな石がごろごろしていて、一旦ストップ。想像してたのと全然違う。おまけに、後半はBラインと同じと知り愕然。まっすぐ下って外に出ると思い込んでいた。トレーニングセッションでは倫太郎が最後まで失敗を繰り返していたBライン後半。全日本で走ることはない、とトレーニングセッションではしっかり見ていなかった。あそこを走る羽目になるとは。。
エベッティーニさんが先行して、クリアして林の外に出た模様。サスガ。自分は挑む気持ちになれず、後半をこなす選手たちをじっくり観察。後半は、3つの岩越えの後、林の外に出てABC共通の岩ドロップでフィニッシュ
1つ目は左端に砂利敷きの落差の小さいラインがあり、これ一択っぽい。
2つ目が問題。試走する選手たちをじっくり見ていると、右側を選んで刺さって前転したりしかけたりしてる選手を散見。岩をよく見ると、左側のラインを選ぶ選手が多いからか薄っすら土が乗っており、これに沿って左に行くのが安全と悟る。
3つ目で転ぶ選手はほぼいないので、止まらずスピードがあれば問題ない感じ。出口のドロップは速過ぎて飛び過ぎると転ぶ選手もいて、自然体で良い感じ。
時間も無く、ここは後回しにして先を急ぐ。
チョップスティックへ向けての登りは厳しく苦しい。トレーニングセッションでは急だけど短い印象だったけど、繋げて走ると長くて厳しい。
チョップスティックは、飛ぶ必要のある右側のラインは選ばず舐める左側一択。その後のキャンバーも、落差のあるドロップがある左側は選ばず右側一択
サクラドロップも飛ばずに舐める。
その先の下りパンプ~バーム~急登は、トレーニングセッションの際から懸案だった。今回もやはり登れず。3回ほどトライするもいずれも失敗。トレーニングセッションの時は、ほぼ上まで行けたのだけど。うーむ。。
この先のコース後半は大きな問題なし。枯山水のCラインはイージー。
2周目は通しで回ってみるイメージでスタート。下から登る天城越え。頂上、1つ目のドロップは右側のラインで無事クリア。橋の手前のドロップも飛んでクリア。滞空時間と落差が大きくビビる。
初めて、前のセクションから繋いで浄蓮の滝へ。前半の大きな石ごろごろ区間、後半の岩越えをイメージどおりにクリア。自信になった。
次のセクションに進もうとするも、後ろに続いてるハズのエベッティーニさんが来ない。しばらく待って戻って合流。岩越え2つ目で右に行って刺さり、顔面着地とのこと。1周目に初見で無事通過と思い込んでいたけど、実際は前の選手が止まって不通過で、今回、右を選んで刺さってしまったとのこと。
左側一択なのをお伝えできていれば、と悔やむ。
顔に薄っすら擦り傷があったり、ヘルメットは割れてはいないものの凹んでいたりで、この後の試走は控えたほうが良さそう。自分も今日はこのままやめようと思ったのだけど、走ってほしいとエベッティーニさんからお話しいただき、スタートから試走再開
天城越えは大丈夫。橋の手前のドロップが、転びそうではないものの、落差が大きくて恐怖感あり。
浄蓮の滝はCライン問題なくクリア。現場では、Cラインは石が多くて決して簡単でなく、下れればまっすぐなBラインのほうが簡単との声もあり、トレーニングセッションでは挑めなかったBラインに挑戦。右に逸れてしまい失敗したものの、入口の右ターンでしっかりと整えて真っすぐが入れればいけそうな手応え。
コース後半は、やはり下りパンプ~バーム~急登が鬼門。何とか、チョイ停止くらいで乗り切れるところまではきた。今回一番の不安ポイント
エベッティーニさんは明日は大事を取ってのDNSを決められた。明日は6時ころから雨が降り始める予報で、ウェットレースの公算。さて、どうなるか。
【レース当日】
4時過ぎに目が覚める。雨の降り始めが少し遅くなりそうな予報。少しホッとするも、気を緩められない。5時から行動開始。着替えて、脚と腰にミディアムバルムを塗る。スタート3時間前の6時に朝食。6時半に宿を出て、7時前にCSC着。雨は時折パラパラ当たるものの、降り続ける感じにならない。冷たい風が吹きつけている。スタートは9時。試走は8時から45分まで。
ウィンドブレーカーとオーバータイツを着込んだまま試走へ。まずは、昨日走ってみなかった1周目のみ走る舗装路の登り~天城越えへの進入をまず走り、天城越えを下まで。この後は、駐車場になっている舗装路の登りをリピートしようとも思ったのだけど、コースを走り始めたら、やはり1周してみたくなり、先へと進む。
浄蓮の滝Cライン、昨日のイメージで問題なくクリア。この後、チョップスティックに向けての登りで息が上がる。朝食も消化しきれていないようで苦しい。こんなことでレースは大丈夫かと不安に。
問題の下りパンプ~バーム~急登は、1周目の混乱を避けて走るつもりの左側のラインを初めて試すと、足は着いたものの、ほぼ上まで行けた。これなら、左一択でも良いかも。
気温は低いままで風も冷たいけど、レースは半袖半パンでいこうと決める。
スタートコールは38番目で6列目?7列目?くらいのかなりの後方。1コーナーアウト側となる左端へ。スタート2分前のコールで、着込んでいたウィンドブレーカーとダウンジャケット、オーバータイツをエベッティーニさんにお渡し。
スタート。クリートキャッチはうまく決まったものの、舗装路の直線で周りの選手たちのスピードが速く、少しずつポジションダウン
1周目だけ走る右に緩く登りながらの舗装路の登り。シッティングで入り、勾配がきつくなってきたところでダンシング。外側でアールも勾配も緩いのが良いのか、内側の選手たちをどんどん捲っていき、天城越えの入口が見えるころには10番手チョイまでポジションアップ
©Sumpu
S字バームの先の急登で渋滞発生。前の選手が詰まり、片足をつくも何とか止まらずクリア。
©Sumpu
木の根で覆われたキャンバーでは最上部のラインを選んで前を行く選手をパスして急な下りへと入り、いよいよ浄蓮の滝
©Sumpu
木の根で覆われたキャンバーでは最上部のラインを選んで前を行く選手をパスして急な下りへと入り、いよいよ浄蓮の滝
迷わずCラインへ。入口のロックセクション~右ターン~狭いロックセクション~石越えの左ターンを無事クリア
出口の3連岩越え。1つ目、定石の左端の砂利ラインを通り、問題の2つ目、安全な左ラインを選ぼうとしたところで、前を走る選手が岩の上でストップ!おまけに左側のライン上で止まっているので、こちらも通過できずにストップ。降車して2つの岩を超えるころには、前を行く選手たちの姿は見えなくなっていた。残念。。
この先のチョップスティック~サクラドロップに至るトラバース~急登は苦しくて2名ほどにパスされる。チョップスティック通過後の伊東さんの前は14番手でクリア
サクラドロップの先の下りパンプ~バーム~急登は、試走で試した左のラインを選ぶも、試走の時のように登れず、敢え無く滑落。ポジションを失う。その先のわさび坂に至る下りのトレイルでも、キャンバーで前輪を滑らすミス。BBQ一枝選手に先に行かれてしまう。
1周目は16番手で終了(のハズ)
試走を重ねた天城越えのフルバージョン初回。頂の岩越え、1つ目のドロップも右側のラインでミスなく。天城越えは安全なラインを選べればもう大丈夫
S字バーム下りの先の急登では、頂の木の根が覆うキャンバーでミス。このあたりから、苦しさの負債が大きくなり、回復が追い付かなくなってきた。
一つ一つの登坂は短いものの、急勾配でパワーが必要なため、登坂を繰り返すコース前半の区間は、一度苦しくなると回復できない。今シーズンここまで、34x10-51でローが足りないことはなかったけど、このコースでは、苦しくなった時の保険として32Tが必要と痛感
浄蓮の滝Cラインは無事クリアするも、急登の先のトラバースのキャンバーでミス。さらには、チョップスティック先の二股のキャンバー、上のライン入口でバランスを失い、下のラインまで滑落。しばらく走り出せず、その先の右ヘアピンの登りまで押し。エベッティーニさんから「まだまだ18位、落ち着いて行こう」と声をもらう。
しかし、この先も苦しさから体の制御が効かず、下りパンプ~キャンバーからの急登は、またも左側のラインを登り切れず滑落。さらには足で登ろうとしてまた滑落。。
踊り子トレイルでも、急な下りからの急登の登り返しの頂で前輪を滑らし滑落。。
さらには、難易度的には何でもない枯山水のCラインでも、左ターンでまっすぐ行きかけて転倒寸前という有様。。
2周目完了ので23番手、前の選手と23秒差。序盤から10ポジションダウンに気落ちするも、前に見えている選手を追う。
ミスでのストップを繰り返したせいで回復が追い付き、少し落ち着いて走れるようになった。ミスらしいミスは、2周目にエベッティーニさんからお声掛けいただいたサクラドロップ手前の右ヘアピンで前輪を滑らせたくらい。
©Sumpu
前を行く選手が目の前に迫ってきて、さあ、総決算のファイナルラップ、というところで、80%ラインでカットアウト。-1LAPの23位。既に7名の選手が降ろされていて、フルラップは15位まで。
思い入れのあるオリンピックコースでのレース。少し冷静でなかったかも。
エベッティーニさんと一緒に、今回の経験を活かして練習・機材共に準備を重ねて、またこのコースでのレースに挑みたい。
【機材】
Bike:GIANT ANTHEM ADVANCED PRO 29er 1 2020 34x10-51
Suspension F:70PSI Comp:18クリック戻し Reb:11クリック戻し
Suspension R:135PSI Reb:10クリック戻し
TIRE F&R:PIRELLI SCORPION XC RC 29x2.4 1.2BAR
2022/06/08
2022/06/05(Sun) Coupe du Japon MTB 白山一里野XCO
○ 男子マスターズ(スタートループ+4Laps):総合15位、40代3位(+7分52秒)/出走39人
【前日まで】
1月の濃厚接触監禁生活、2・3月のワクチン動員で力が落ち切った。4月に乗り始めて、5月GWに200kmロング、MTB耐久、グラベルと乗り込み、調子が上がってきてほしいGW明けから体調不良に。いつも疲労感を抱えてて踏めず回せず。繰り返される口内炎。練習を休む日を増やしてみても、状況上向かず。
そんな5月下旬の雨降りのとある朝に、GW以来、久しぶりに体重計に乗ったら、何とマイナス3kg!アンダー60kg目前で(約10年ぶり)これはおかしいぞと。
振り返ってみると、体重増加抑制のため、1月から日々の食事の量を減らしたままになっていて、エネルギー不足に気づいてなかったんだなと。
例年並みまで食事の量を増やしてみて、ようやく平日朝錬でしっかり踏める感じになってきた。
調子が上がらなかったので、レースに向けての気負いはまったくなし。3年ぶりのCJ戦を楽しむ所存
前日土曜の昼に会場入りし、早速試走へ。前回開催(3年前)のレースの試走動画を見て予習してたとおり、難易度は高くないものの、登りの勾配がキツくて、パワーがモノを言うコース。
特にスタート直後の直登は、路面もガレガレでトラクションをかけ辛い。登坂のトラクションが強力と言われている先代ANTHEM号に、最新の内幅30mmワイドリムとMAXXIS ASPEN 29x2.4WTタイヤ(前後1.2bar)の組み合わせ。昨年までのMERIDA号とは打って変わり、軽さを狙った機材ではない。こちらもレースでどうか楽しみ。
【レース当日】
11時25分のスタートに合わせて、江部さんと10時ころから会場周辺の国道・林道の舗装路でアップ開始。緩く長めに1本登った後、追い込んで2本、緩くもう1本で終了。脚がいっぱいだったり、力が入らない感じは無い。
お腹いっぱい食べた朝食をようやくアップで消化した感じなので、レース前のジェルは無し。2Runを朝に1錠、レース前にもう1錠。昨日の試走後に足の指が攣ったので、昨日のうちに1錠飲んでおくべきだったか。SUPER VAAM顆粒をレース前に1包
スタート位置は、過去2年出場が無いのでほぼ最後尾。左回りの1コーナーを大外から回るべく右端に並んだ。
ドロッパーを下げたポジションから号砲一発、うまくクリートキャッチできてスタート。
思いのほか踏めていて、かつ、トラクションのかかりも悪くなく、少しずつポジションアップ。10位台でスタートループの登りをクリア。
目の前にいる選手は、マスターズで名の知れたタレント選手ばかり。この位置で走れることにうれしい驚きを感じつつ、スタートループを15位で終え、フルコース4周中の1周目へ。直後のガレた直登でも、少し順位を上げる。周りの選手にトラクション抜けのホイルスピン頻発する中、ロス無くグイグイと登れる。
ゴンドラ側のコース奥へと下り、折り返しの登り。ここも勾配がキツくて苦しい。この先のゲレンデのトラバースの緩い登り、ゲレンデ最高点に向かう登りで、2、3人ほどにパスされてしまう。
1周目も15位で終えて2周目へ。変わらずガレた直登ではアドバンテージを感じるものの、1回目、2回目に比べるとペースダウン。各所の登りも苦しいものの、苦しいのは他の選手も同じようで、周りの選手の顔ぶれは変わらず、抜いたり抜かれたりの状況
2周目終了時は16位。以後、3周目、最終の4周目と抜いたり、抜かれたりの状況が続く。
©Sumpu Photo
4周目には、前とも後ろとも間隔が少し開き、単独走に。それでも、気持ちを切らさず走って、15位でフィニッシュ。
©Sumpu Photo
なんと40代では3位となり、CJ-1格式のマスターズで初のお立ち台登壇に。
©Sumpu Photo
4周目には、前とも後ろとも間隔が少し開き、単独走に。それでも、気持ちを切らさず走って、15位でフィニッシュ。
©Sumpu Photo
なんと40代では3位となり、CJ-1格式のマスターズで初のお立ち台登壇に。
4月から乗り始め、5月に体調を崩していたことを考えると、出来過ぎの結果。ガレた登りは先代ANTHEMとワイドタイヤの組み合わせにアドバンテージがあったと思うし、各所の登りが長過ぎず、その後の下りで回復できてからまた登るレイアウトも、今の自分に向いていたと思う。ちょうどレースの時間帯に、日の光が雲に遮られて、暑くなり過ぎなかったのも良かった。
今シーズンは東日本でのCJ戦開催が無く、おそらくこの白山一里野の1戦のみ。登録レースは、11月に延期になった修善寺での全日本XCOのみになってしまいそう。
Bike : GIANT ANTHEM ADVANCED PRO 2020(L size)
F.Fork : FOX Float Performance Elite SC 32, 70psi
Comp 全閉から18Click戻し, Reb全締から11Click戻し
R.Sus : FOX Float Performance Elite Remote, 140psi Reb 全締から8Click戻し
Tire : MAXXIS ASPEN 2.4WT 1.20bar(F/R)
2021/04/18
2021/04/18(Sun) 来来シリーズ2021第4戦
©️Shida
○ 3Laps・2分ハンデ:5位 52分41秒(+41秒)
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定例作業後恒例の来来シリーズ。暴風雨の中でのレース。
tnb親方
↑2分
カケルくん、ソウくん、エベッティーニさん、umi、カイスケ、tkhsさん、アンディ
↑3分
ノグチくん
2分差組は、ポイントランキング順のリバースグリッド。
2分差組スタート。カケルくんが先頭で牽くペースはそれほど速いと感じない。
そんなななか、ミドルの下りの分岐で、前のエベッティーニさんが右のライン、自分が左のラインを選び、分岐合流で自分が追い付いてしまい交錯!あわや大クラッシュというところだったけど、エベッティーニさんが引いてくれて、軽い接触のみで事無きを得た。
これでカケルくん、ソウくんに次ぐ3番手に。やはりペースが上がってなくウズウズ。桜坂への下りでは、自分の読みと違うラインを走ったソウくんの後輪に、自分が前輪を当ててしまう。失礼。。
エリア51へと入り、ラインが分岐・合流する下りへ。前のカケルくん、ソウくんは内側のライン。自分がいつも辿る外側のラインをスピードに勝るMTBで下れば前に出られるのでは?!と少し欲が出た。
直線的に下った先の右ターンで、前輪からスリップダウン。。慌ててリスタートするも、グループから少し離れた位置からの追走に。
カケルくんのペースが上がっていないのは相変わらずのようで、少しずつ差が詰まってきて、ほどなく最後尾アンディに追いついた。エベッティーニさんの姿がこのグループに見えず、さっきの接触の影響でなければ良いなと心配に。
しかし、ラスボスへと向かうオーシャンビュー手前の左・右連続コーナーの右コーナーで再び攻め過ぎ(倒し過ぎ)でスリップダウンしかける。何とか右足をつくも、体制を崩してリスタートにしばらくかかってしまい、前のグループとは先ほどの転倒よりも距離が離れてしまう。万事休すかと思いつつ、それでも姿が見える前のグループを追う。すると、またも前のグループとの距離が詰まり出し、2周目に入るころにはほぼ追い付いた。リザルトを見ると、1周目は17分フラットくらいかかってるので、やはりペースが上がってなく、ミスを繰り返した自分にが追い付くのには好都合だった。
2周目、グループ内の並びは、先頭カケルくん、ソウくん、カイスケ、tkhsさん、アンディ、自分。ペースが上がらない前の若者3人に、tkhsさんが「アゲて行こう」的な声をかけて煽ってるのが聞こえてきた。
そんななか、目の前のアンディが、ミドル・ロング分岐の登りを登り切った先の下りの何でもないところで転倒。道をふさがれて一旦ストップの後に前に出てリスタート。またも前のグループと差ができてしまうも、慌てず自分のペースを保つ。すると、この先の下りはMTB単独の方が速いようで、その先の桜坂~スーパーロングでほぼ追い付いた。先頭を走っていたtnb親方もエリア51でパスして、このグループが先頭に。
何度も離されては追い付くを繰り返してるので、追い付いたところで一息つけるものの、カケルくんが刻むペースも少しずつは上がってきているようで、かなり厳しくなってきた。そんななか、ロンロンの終盤で前を走るtkhsさんが、かなりキツいのか自分に譲ってくれた。4番手でファイナルラップへ。リザルトを見ると、2周目は16分半くらい。やはりペースは上がってきていた。
登りや踏む区間では、何度も追い付くを繰り返したせいでもう脚が無く少し差が開いてしまうも、下りは分があるので差を詰めていく。そんななか、さっきアンディが転倒したその場所で、まさかのチェーン落ち。変速したわけでもないのになぜ?!慌ててチェーンをかけてるあいだにtkhsさんにパスされ、かなり距離が開いた感じでリスタート。ノグチくんに追いつかれたくない一心でペースを保つ。
すると、前にtkhsさんが見えてきてパスさせてもらう。さすがに前の3人には追い付きそうもないけど、ノグチくんからは逃げ切りたい。しかしその願いも叶わず、ロンロンの終盤でとうとう追い付かれてしまう。残念。5位でゴール
2021/03/28
2021/03/28(Sun) 勝手にシクロクロス新潟大会
©️o_nyo
○ 6Laps 7位 39分56秒(+1分37秒)(ハンデ3分含む)
http://blog.livedoor.jp/kakudahama_trail/archives/28559267.html
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iwsk親分が開催してくれた新潟シクロクロス大運動会。クラス分けはせず、タイムハンデを設定しての来来シリーズ方式のレース。絶妙なタイムハンデの設定で、誰でも優勝の可能性がある。
まずは、今日しか走れないレース用のコースの試走。いつもはコースの終盤部分になるスラローム区間を逆走する。下り基調でスリリングだ。そしてショートの下り区間を逆走で登る。長くはないものの勾配がキツく、脚に来る。ミドル区間を経ての砂浜、そして新設のトレイルへの戻り部分。いろいろ試して、乗車不可部分を過ぎたらすぐに跨って乗車で走り出すのが一番速そうだ。これは、試走後の井戸端会議でのngcくんとも合意。一緒に試走して自分がそう走るのを見ていたtkhsさん、自分に追い抜かれたエベッティーニさんも、試して速いのが分かった模様
©️Shida
いよいよレース。タイムハンデは来来シリーズでのタイム差も考慮してこんな感じに。
ワダくん、アダチさん(♀)、ミユちゃん(♀)
↑3分
エベッティーニさん、tタカハシさん、アンディ、ソウくん、umi
↑1分(計4分)
イトウさん、カケルくん、カイスケ
↑2分30秒(計5分30秒)
リュースケ、タイガー
↑30秒(計6分)
ティーザキ、ケイジくん
来来シリーズよりも担ぎや砂浜、砂浜からの戻りはフィジカルの差が出るコース。しかし抜き難さもある。さあどうなるか。
【スタート~1周目】
3分差組のスタートは、スタートダッシュが利くエベッティーニさんが先頭、2番手自分でトレイルへ。本来一番スタートダッシュが利きそうな4月から高校生になったソウくんは、受験から復帰から間もなくで自重したのかも。
©️Shida
トレイルの中は、先頭よりも2番手が優利。ぴったり後ろに付かせてもらいつつ機を伺う。いつもの担ぎ上げも、こちらは余裕があり、その先のミドルの登りで一声かけて前に出させてもらう。下りも気持ち良くこなして先頭で砂浜へ。脚に力もあり、ミスなくこなす。問題の砂浜からの戻りは、試走で試したとおりすぐに跨って乗車で登り、3分差組の先頭で1周終了
©️Shida
【2周目】
ハンデ無し組のミウちゃんをパス。ハンデ無し組のもう2人の姿は全く視界に入らない。砂浜区間は、まだ脚に力がありミスなく速く通過できるも、ソウくんに一旦前に出られ、しかし逆転(だったっけな…?!)変わらず3分差組の先頭で2周目終了
©️o_nyo
【3周目】
担ぎ上げ区間でガヤってるnyoさんから後方からアンディ来てると言われてびっくり。ソウくんじゃないのか?!この周も砂浜区間はなんとか乗車でクリアするも力は無くなってきていて明らかにスピードに乗れなかった。このあたりから、砂浜~トレイル戻りの区間で力を使い果たし、その他の区間で追い込むと砂浜までに回復しない、という負のサイクルにハマる。変わらず3分差組の先頭
©️o_nyo
【4周目】
負のサイクルに陥ってるのが顕著に。もはや砂浜区間以外は流しに近くなってくるw それなのに、とうとう砂浜区間でミス。押しが入る。うまくない。
そんな砂浜区間を終えてのスラロームに入って、後方から追って来る選手の気配が。アンディか?!ソウくんか?!と思いきや、何と6分差組のケイジくん(!!)まだ2周以上も残して追い付かれるとは。驚いた。ショートの下り逆走の登りで前に出すも、その先の下りで彼がミス?!で再び目の前に。
©️Shida
【5周目】
後方から6分差組のてぃーざきもやってきて、またもミスして乗車できなかった砂浜区間で、ハンデ無し組アダチさんをパスしながら、乗車のてぃーざきにかなりのスピード差ででパスされる。悔しい。
砂浜からトレイルに戻り、力なく走っていると、後ろから4分差組のカイスケ、6分差組のノグチくんがやってきて、ショート下りの逆走登りで立て続けにパスされる。
©️Shida
【6周目】
ファイナルラップ。もはや満身創痍。何とか3分差組のトップでゴールしたいところだけど、後方からソウくんが迫ってくるのが分かる。砂浜はなんとか乗車でクリアするも、力がなくスピードが遅い、遅い。
そして、砂浜からトレイルに戻る登り区間。早くにバイクにまたがった拍子に、ランのソウくんに前に出られ、その後乗車で追いかけるもトレイルに入るまでに追い付けず。登り切りでソウくん一旦停止にも真後ろで付き合うことになり、差が開いてしまう。無念。。
©️o_nyo
さらに後方には4分差組イトウさんの姿も。ここは粘りに粘り、最後のショート下り逆走登りはスプリントw 何とか先着して7位でゴール
冬の間にやってきたことは無駄じゃなく、存分に楽しめた。開催いただいたiwsk親分始め、関係の皆さんに大感謝。またできるとうれしいです。
F&R Panaracer ALBIT 1.7bar
先週の来来シリーズから0.1落としてバイクの暴れが抑えられた。砂浜重視ならもっと落として良いけど、トレイルでは転がらず、リム打ちリスクも高まるので悩ましい。
2021/03/21
2021/03/21(Sun) 来来シリーズ2021 第3戦
○ スーパーロング3Laps:4位
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先月は休出で欠場。1月の第1戦以来となる来来シリーズ。昨夕から今朝にかけて雨が降り、昨日はカラカラだった路面は少し落ち着きを取り戻した印象
ササキさん
↑3分:アダチさん、ワダくん
↑5分:カイスケ、イトーさん、umi、エベッティーニさん、タカハシさん、アンディ
↑9分:ノグチくん
↑10分:若
上記のスタート順。7分差組だったカイスケとイトーさんが5分差組に降格。同時間組内では、ポイント順のリバースグリッドになるため、この2人が5分差組の先頭になる。自分は先月欠場の影響でエベッティーニさんよりポイントランキングは下位との認識。念のためタカハシさんにも確認したのだけど、実は2人して間違っていて、実はエベッティーニさんの方が下位。自分の前でスタートしてもらわなきゃいけなかった。スミマセン。。
5分差組がスタートすると、7分差から降格の2人が良いペース。何とか喰らい付こうとするも、少しずつ距離が開いて行く。とともに、桜坂を過ぎると後のエベッティーニさんとも少し距離が。タカハシさん、アンディとはさらに開いているようだ。何かあったか?!
緩めず走っていると、コース後半に行くに連れて、前の2人との距離が縮まりだし、ロンロンを終えるころには追い付いてしまう。ペースもそれほど速くなく、エベッティーニさんもほぼジョイン。そんななか、ラスボスで自分がやらかして一旦ストップ。エベッティーニさんを道連れにしてしまう。重ねてスミマセン。。
さらには1周目の終わり、中山橋手前で来来シリーズ専用とも言うべき、遠回りの別ラインを通らなきゃいけないのだけど、完全に失念。後のエベッティーニさんからブーイングをいただく。重ね重ね申し訳ございません。一旦緩めて合流してもらう。
2周目、キツくてペースの維持に苦しむ。そんななか、やはり余裕が無くなっていたか、桜坂へと向かう下りの途中でミス。ブッシュに突っ込んでしまい、エベッティーニさんが抜いて行く。差は大きくなく追っていくも、キツい。シンドい。。
今日の作業で新たに砂利を敷いた起点を回るコーナーで、余裕が無いせいでのミスをやらかし大転倒。体にも機材にもダメージはないけど、セーフティリードを築けていたタカハシさんとの差が一気に詰まり、厳しい状況に。残り1lap、少しずつ貯金を吐き出してでも、安全マージン増し増しで大ミスは絶対しないように。消極策での前の位置死守を図る。
結果、タカハシさんは桜坂でミスがあったようで、こちらはペースを抑えたことで若干余裕も生まれ、コース後半はややペースアップでき、セーフティリードを保ってフィニッシュ
レース後にタイムを見返すと、1周目はラスボスのミスがあったにもかかわらず16分ちょっと。思ってた以上に速いペースを刻めていて驚いた。どうりでキツいわけです。ここまで復調していることが分かったのは収穫
来週末は、待ちに待ったイワサキ親分プレゼンツ勝手にシクロクロス新潟選手権in角田浜。シクロクロスシーズンを良いかたちで締めくくりたいところ。